2014年10月19日

1997 2月14日

バックパッカーとしてバンコク滞在中
カンボジアが面白いとの話を聞いた


1997年のカンボジアは
ポルポトがまだジャングルで生きていた時代

治安も悪くガイドブックも情報もなく
全く行く予定はなかったが

話を聞くうちに
アンコールワットは一度見てみたかったし
ベトナムのビザも安く手に入る

カンボジアからベトナムへ
歩いて国境を超えるなんて面白そう!

とゆう軽いのりでチケットを買い
小さいプロペラ機であっとゆう間に
お隣カンボジアのプノンペンへ

到着は夜
飛行機の窓から見た首都は明かりがなくほぼ真暗
滑走路の誘導灯とライトアップされた
マルボロの広告看板だけが異様に目立っていた

入国ビザは空港でパスポートと
20ドル也を窓口に提出して取得

でもパスポート返却時には名前を呼ぶだけで
顔写真の確認すらしない職員に 

ゆるすぎないこの国?大丈夫?
が第一印象だった。

空港を出て客引き乗り合いバスに乗り
唯一知っていた宿
キャピトールへ送ってくれと頼む
運賃相場は1ドルと聞いていたが2ドルだった

道路は舗装が禿げてガタガタ
街灯もほとんどなく
店屋や屋台はロウソクで商売をしているのを見て

終戦直後の日本もこんな感じだったのかな
と思ってしまった

着いたキャピトールホテルは
一階がオープンテラスのレストランになっていた

ここでホテルが代行してくれる
ベトナムビザ申請サービスに申し込みをする

ベトナムビザの申請にはパスポートをホテルに預けなければならない
のだが約50ドルで一週間かかりますと言われ

え~そんな時間かかるのその間パスポート無しなの?
ぶつぶつ日本語で文句を言っていたら

150ドル支払えば2日でビザがでると言ってきた
ベトナムは社会主義国の癖に
わかりやすく資本主義的だなと思いつつ
安上がりな方でお願いする。

結局この日
キャピトールは満室で泊まれないことが判り
今日は別のホテルに泊まって明日あらためて
チェックインすることになった

知り合いのホテルへ送ってくれるとゆうので
下のレストランへ降りて待っていると
店の周りの黒山の人だかりは
客待ちバイクタクシーの運ちゃんやポン引き連中で

店内へ腕や足のない人が何人も外からやって来て
ウロウロしながら物乞いをしてゆくのを見て

これはとんでもないところに来てしまった
かもしれないと思い始める

さらに店のスタッフからプノンペンの夜道では警官が(時には偽警官)
パスポートチェックするから見せろといってくるので渡すと
返して欲しかったら金よこせと強盗まがいの脅迫をするから
パスポートは絶対見せないように と忠告を頂く

(このときはパスポートは預けてコピーしか持ってないけどね)

さてビザが出るまでの一週間 プノンペン見物して
アンコールワットの観光にでも行くことにして

とりあえず 明日はプノンペン市内観光と決めて
案内された別のホテルにチェックイン
ご飯食べて寝ることに

1997 2月14日
次の日朝のプノンペン市内の様子






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Posted by ポチ改めロイジ at 23:01│Comments(0)カンボジア
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1997 2月14日
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